2018/10/29

18/10/29 塩田新島 淡路市


早いものであっという間に11月目前、吹く風もひんやりしてきて、今回お邪魔した淡路ワールドパークONOKOROがある新田新島も冷やっこい風が吹いています。こちらは何度か下見にお邪魔していますが、その度に風の縁が良くなかったのですが、今回はしっかりした風なので意気揚々。


日が沈むのも早くなってきているのでのんびりしている間もそうありません。カメラの仕様で夕暮れが進むと宙づりカメラだと焦点が合わなくなってくるので、楽しさ半分、焦りも半分と内心てんやわんやになっています。


塩田漁港、漁港が淡路島と塩田新島の間に出来た水路の出入り口に取り込まれた状態になっています。当地に長く住んでいる方からすれば、まさか目の前に島が出来るなんて思ってもいなかったでしょう、しかもテーマパークという斜め上の展開とは。


1985年に四国と結ぶ鳴門海峡大橋が開通し、それを記念に島の各地域で『くにうみの祭典』というイベントが行われ、そのメインイベント会場として『おのころアイランド』がオープンしました。園内には世界各地の有名な建築物を1/25サイズで再現したミニチュアワールド、世界の自然現象をジオラマで紹介しているジオラマ館、世界一周を体験出来るミニトレイン、大阪湾を望む大観覧車、そして旅行作家の兼高かおるさんの資料を紹介する、兼高かおる旅の資料館があり、現在のワールドパークONOKOROでも引き継がれています。


ミニチュアワールドを更にまとめてミニチュアっぽく‥って、高けりゃ良いってもんでもなく、あまりぱっとしませんね。
今回こちらの情報をあれこれ物色していたら、淡路島を丸ごと公園化という構想を進めているとのことで、このくにうみの祭典がその起点だったと知りました。確かに、淡路各地に新しい施設が増えていっているので、今後どんなことになっていくのか楽しみですね。




2018/10/28

18/10/28 千鳥ケ浜河川敷公園 たつの市


前回の光都からの帰り道ということで、たつの市にある千鳥ヶ丘河川敷公園にお邪魔しました。流れる川は揖保川で、河口から12㌔ほど上流です。お昼半ばを過ぎても太陽の輝きは衰えず、川の中からでもガンガンアピールしてきます。今回はテーマが一応あるので、もう少し控えて欲しいところです。


市街地が直ぐお隣り、高層ビルがないので山並みが途切れず、町並みも奥まで見通せれるのが気持ち良いですね。


もう一方にはたつの市青少年館とユニークな波打つ屋根の赤とんぼ文化ホールで、屋根の形は龍野を囲む山並をモチーフにしたデザインだそうです。当ホールは同様の赤とんぼを作詞した三木露風の生誕地であることから、動揺を軸とした事業を展開していて、同様の祭典やコンクールなどの会場になっています。


そう、せっかくだから場所に因んで赤い夕景をと思っていましたが、黄昏時にはまだ時間がかかるようなので、また次の機会にチャレンジしたいと思います。
しかし海まで見事に真っ平ですね、海岸部には室津という港町があって、その歴史は1,300年もあるそうですし、海、山、川が豊かなこの一帯は大昔からかなり価値がある所なんだなと想像が出来ますね。


お向かいに見える一番高い山が的場山(394㍍)といって、地元では台山と呼ばれて親しまれているお山。他にも大倉山(520㍍)、亀の山(458㍍)とほどほどに良い高さの山があり、日帰り登山でも人気のある所です。
前の光都といい、今日は本当に目の保養になりました、隙間があるならこのエリアで暮らしたい!

18/10/28 テクノ中央公園付近 赤穂郡上郡町


 今回は赤穂郡上郡町光都にお邪魔しました。きっかけはグーグルマップで目ぼしい所を探していたらこちらの上空からの景色が目に飛び込んできてしまい、我慢できずにすっ飛んで来てしまいました。

先ずは光都プラザ、郵便局、交番、飲食店、スーパーなどが入った施設。特にこちらに意味はないのですが、飲み物を買いにこちらの駐車場を横切ろうとした時に駐車スペースで野生の鹿が一頭、腹ばいで休憩していたのには度肝を抜かれました。


ちょっと右に見える並木の所が今回足を運ぶきっかけになった交差点、その名はテクノ中央交差点、一度頭に入るともう忘れることはないであろうという響きです。というのもこのエリアは播磨科学研究都市といって、大学や研究機関に開かれた所で通称テクノポリス、テクノと呼ばれているそうで、テクノ中央交差点が正にこのエリアの中心とのこと。


そしてテクノ中央交差点、直径約250㍍、マップでは”テクノ中央公園”となっていますが、交差点を含んだサークル内がそうなんですかね?サークルはちょうど四等分になっていて、左が兵庫県立大学系の施設、右がゴルフ場、お向かいが上郡町播磨高原広域事務組合上下水道事業所(長っ‥)。公園というものの駐車場と石のドーム以外はお手洗いもベンチもありませんがサークル内は妙にしっくり落ち着いていて公園という雰囲気を満たしていました。


流れるわた雲の影響で日なたと日陰が忙しく入れ替わる光都プラザ一帯。プラザ直ぐ前には芝生広場、道路を挟んでゴルフ場と大芝生地帯です。


奥に開けた一画は大型放射光施設Spring-8。放射光というのを利用して物質の種類や構造、性質を詳しく調べれる施設だそうで、施設内にある直径約400㍍の小山の周りをぐるっと囲む建物が特徴的、一応は拡大すればそれが確認できるのだけど、許してくれるなら近くで揚げさせて欲しいです。


お邪魔してから知った副産物というか面白い建物、サンライフ光都。建物の真ん中が空いているのには驚きでした。なんでも国内外で著名な建築家、ランドスケープデザインの専門家さん達の指導で"時間とともに成長する森の中の都市"というコンセプトで進められたとのこと。このランドスケープデザインという言葉は初めて知りましたが、また大きな括りの仕事があるんですね、世界凄い。


凧撮りをしていて360度、全方位が面白い所ってなかなか見つからないんですけど、今回は大当たりでした。今後も定期的に足を運ぶことになるとは思うので、その"時間とともに成長する森の中の都市"というのを楽しみに観察していきたいと思います。

2018/10/21

18 10/21 新舞子海岸 たつの市

待ちに待ってた秋到来、大気も澄みだして遠くまで見通せるようになったということで凧再開。今回はたつの市の新舞子海岸にお邪魔しました。このエリアは牡蠣、菜花(かかし)、梅、紫陽花を目当てに真夏以外は何かと用事があるお馴染みのエリア。とにかく地形が豊かで、海岸線、平野、河川、山と、どれも素敵な眺めです。


揚げた所は海岸の東端、富島川の河口辺り、直ぐ横が干潟なので間違って踏み入らないように慎重に揚げていきます。砂泥の波模様がこの高さからでもよく見えます、右上の潮のさざ波をそのまま模った感じで面白い。


富島川河口、農地と干潟の並びが不思議な雰囲気でいいですね。この日は雲一つないお天気ということもあって干潟の砂泥部分が輝き過ぎてて凄い見え方になってますね。


海水浴場方面、干潟の規模がよく分かりますね。中央に見える海水浴場の長さが220㍍弱、干潟は潮が引いた状態だと1㌔を越えてますね。冬至頃だと日の出と干潮の時間が重なり、朝日に輝く干潟の風景が有名です。もし今くらいの引潮で夕方頃に揚げれてたらどんな風に撮れていたのか、もしまたここで揚げれる機会があれば挑戦してみたくなりました。


平野部、手前の川が富島川、奥の二股に分かれているのは中川で、たつの市と姫路市との境界線になっています。中川は揖保川の分流で、ここから2㌔ほどの上流で揖保川と合流します。揖保川は辿ると70㌔ほどあるので、これからどこまで遡っていけるのかも楽しみです。


中川河口と成山新田、以前に徳島県の阿南で見たような農地とどこか似ていて、調べてみるとやはり根物野菜がメインの農地だそうです。どちらも海岸に近く風がよく吹く所だからなんでしょうか、土壌は砂が多く含まれているであろうってことで、引っこ抜き系の農産物に適しているということなんですかね?


緑のバーコードのような畑の並び。元々こちらも干潟だったようで、大正時代に成山徳三郎さんが中心になって干拓を進めて(一期工事)17年かけて造られました。更に長尾金蔵さん、八百亀治さんらが10年をかけて(二期工事)今に至っているそうです。


レンズフィルターなどものともしない太陽光線、次回は干潟と日没の時間と位置をちゃんと調べてからリベンジしてみたいと思います。


2018/07/17

18/07/17 浦県民サンビーチ 淡路市


今回は一か月ぶりに浦県民サンビーチにお邪魔しました。今日は一日フリーで朝から張り切って出かけたものの、凧を広げれたのはここが最初、太陽はすっかり夕方手前の傾き具合。
以前ご紹介した吹上浜からのスタートのつもりでしたが、天候の回復が遅れてて凧を広げる状態でなく、それからあっちこっちと回ってこちらに到着、ここだけなら自宅から40分もかからないのにもうヘロヘロです。


当海岸のランドマーク、サンシャインブリッジを逆向きにサンセットブリッジ、ガラッと景色が変わってこれはこれでいいんじゃないかと。


今回も河口の土砂の模様が複雑で面白い。もう海開きしていると思うのですが、平日、前日の雨の影響なのか、利用されてる人は全くいません。ちなみに河口より奥が海水浴場で、こちらは遊泳禁止区域です。


手前の波打ち際の白い粒々はカモメの群れ、何度か気配を殺して群れの真上からの景色を狙うのですが、こちらが近づきたい距離の半分にもならないうちに一斉に飛び立たれる始末、通ったら慣れてくれるのかな?


ヤシの木の影もかなり長くなり、太陽と稜線の距離もそうありませんのでそろそろお開きの時間。さすがに夕陽を追って島の反対側へ行く気力も立たず、今日はもうここだけでお腹いっぱい。


奥の山の稜線に世界平和観音像跡が小っちゃくえますが、南あわじら辺はまだ雲に覆われている感じです。四国寄りと本州寄りとで天候が違ってたり、そう考えるとナカナカの旅でした。


【番外】
南淡路水仙ラインでの一コマ。南あわじと洲本とを海岸線で繋ぐこの道沿いで揚げれる所はないかと探しているところで座礁しているクレーン台船と遭遇、高さ40メートルほどでナカナカの傾きっぷり。調べたらもう二年前から放置状態で、所有するタイの会社は事故が保険の適用外となり費用を用意することが出来ず一方的に所有を放棄。
現在のところ、行政の呼びかけにも応じず撤去のめどはたっていないようです。
ケースは全然違いますけど、東浦の近くにある平和観音像跡も風化劣化が進んで危険な状態で撤去費用が相当かかるようですし、淡路の災難はかなり特殊ですね。

2018/06/17

18/06/17 吹上浜 南あわじ市


梅雨の前の悪あがき、七月からは暑さや大気の霞みとかで、好条件で揚げれる機会も少なくなってくるので今のうちに数をこなしていきたいところということで、今回は南あわじ市の吹上浜にお邪魔しています。淡路島の一番南の砂浜で、お向かいは四国、紀伊水道と、気分は完全に旅行モード、まだ八時にもなっていないのにノリノリです。


日の出ごろの到着から二時間前後、風が弱くて上昇させるには一苦労、画像中のKさんも試行錯誤、悪戦苦闘の状態。しかし長い、広い、地図で確認すると全長1.5㌔ほど、建造物などの障害物が一切無し。単眼鏡を使って見てみたら釣り人を含めて10人ちょいほど、一人100㍍以上の幅で共有出来るってなんて贅沢。


そして砂浜に隣接しいるのは淡路青少年交流の家、こちらは屋外のキャンプ場、この時どなたの利用もなさそうだったので、人の気配は全くなし。特に意識もせずに揚げていたら背後からそこそこの音量で国歌の放送が流れたのにはびっくりしました、いったいどういう人たちのご利用だったのだろう。


 交流の家本館方面、太陽と被るのでカメラをもっと下に向ければ良かったんですけど、空気の澄みっぷりの誘惑に負けて奥行き優先モード。
中央の小山を境にお隣に見える砂浜は阿万海水浴場、吹上浜は海水浴禁止なので浸かりたい方はお隣でよろしくどうぞ。


鳴門方面、水平線上にポコポコと見えますね、以前揚げたことのある大毛島の山々なんですかね、また渡りたいなー。手前の山が押登岬で高さは140㍍とほぼ同じ高さ、山の斜面に見える太陽光パネルの上にある建物は、関西ローカルのCMでお馴染みのホテルニュー淡路、リンク先の音楽がまだ聴き慣れたメロディーで一安心。


色んな色の畑が面白いですね。しかし太陽のパワフルなこと、画像でも目がチカチカしますね。では、この後は阿万海洲浴場へと移動します。

18/06/17 新都志海水浴場周辺 洲本市


 前回の吹上浜、阿万海水浴場と南あわじからの帰り道、まだ日は高いってことで都志にも足を運んでみました。こちらでは前にも揚げているので気持ち的には余裕があるので、今日最後の凧撮りを気持ち良くフィニッシュしたいところ、さてどうなるやら。


吹く風の向きも良い感じで、風力タービンに干渉しないので安心してラインを伸ばせます。タービンもニョキニョキ群れで並んでいるのも壮観ですが、こう単体なのもお気に入りです、何より景色がまとまりやすい。


気流は上昇よりも押し流していく力の方が強いようで、こちらが望む位置にナカナカ流れてくれませんけど、町の続き方というか奥行きが感じられので、これはこれでいいんじゃないかなと思います。


手前の砂浜が海水浴場、こちらも海が澄んでて綺麗ですね。前にお邪魔した時もこの向きの景色がとても印象的でした、またお時間があれば17/01/01もご覧になって下さい。


ゲームセット、風はこれ以上凧を上昇させるほどの力はないようで、この高さのままラインだけが伸びていく状態。さすがにこの距離でこの角度はよろしくないので、今回はここまで。いやー、今日は凧三昧でお腹いっぱい。

18/06/17 阿万海水浴場 南あわじ市

 

今回は吹上浜からの続きで、お隣りの阿万海水浴場にも足を伸ばしてみました。先ほど凧を広げていた位置から東に1㌔ほど、こちらは海水浴場ということもあり、人が過ごし易いように整備されていて雰囲気もどこか違いますね。


近くで護岸の工事、クレーン重機の横が掘削されている様子が面白いですね、何が出来るのだろう。


これだと中央が島にも見えなくもないですが、左が塩屋川で右が本庄川と、二つの川が海手前で合流してプチ内海になっているところとか非常に面白いですね。



平野部の奥の山並、ここから大阪湾まで直線で24㌔ほどで、そのうち20㌔ほどこの山並が続いています。僕にとってはこの山並みが非常に厄介な存在でなんですけど、というのも自分の勝手に企画で凧で島沿岸を一回りする”たこいち”というのを意識していて、この阿万から以前紹介した生石公園のある由良まで続く海沿いの道のりには平野部が少なくて、凧を広げれる場所がナカナカ見つからないエリアだったりします。


500㍍ほどの砂浜、吹上浜の三分の一の長さといってもこの高さで端がギリギリに見えるんだから相当な長さですね。しかし淡路島の海岸はどこも水質がよくていいですね。


そして吹上浜、防波堤があるないで見え方が違いますね。たぶん見えている砂浜の端までで1.5㌔とかなりありますね。


そしてここで痛恨のミス、カメラの姿勢を保つための仕掛けがバッテリー切れで機能しなくなり、カメラがガクンと下を向いてしまいました。電池モノはこれがあるから気をつけないとダメなのに、気持ちは凧より舞い上がってたようですね。そしてこの後風もすっかり落ち着いてしまったので、今から都志へと移動します。