今回は播磨中央公園にお邪魔しています。兵庫県下最大のこちらの公園は山の丘陵地帯を利用して作られた自然豊かな公園で、庭園、スポーツ場、野外ステージ、その他諸々と八つのブロックに分かれている総合公園です。幸い人っ気は全くなかったので、この広い芝生広場を存分に使わせて頂きました。
芝生広場のお隣が本来の状態なようですね。手前の林で奥の田畑や居住区が隠されてしまっているので遠くの山まで緑が延々繋がっているように錯覚して見えますね。
加東市は播磨平野と丹波山地との境の一つになっています。お恥ずかしい話、今まで自分の住んでいる県を地域で深く考えたことがなく、播磨地域と神戸・阪神地域の境以外は気にもしたことがなかったので、北播磨という地域を実感するのはこれが初めてなので無駄に感動、そして反省しています。
芝生広場のお向かいは小高いお山、単体の山に見えますが背面の五峰山(扇山)とつながっています。画像右の大池と面している所がふじいでんこうさいくるらんど、平仮名からでも分かるようにお子さま向けの施設です。
野外ステージのお隣は小高い丘になっていて、一見何の変哲もない広場に見えますが、手前二つのエリアは元々6世紀末に造られた古墳群で、公園の造成中に11基の古墳が発見されました。確認出来るのは手前の広場の四つの円墳のみで、よく見ると均等な間隔で丸がうっすら見えると思います。
林を抜けるとフラワーゾーンになっていて、ルネッサンス広場やバラ園、桜の園などがあるんですけど林で全く分かりませんね。あとルネッサンス広場とバラ園を繋ぐファンタジーロードという並木道があるのですが、そこにはラクショウの樹が植えられていて、これがとても見事で11月中旬以降だと見ごたえのある紅葉が見れると思います。
はー、なんせ一周7.8㌔もある公園ですからね、一か所からでは全部撮りきれませんよね。これまたちょっと仕切り直しで違う季節にお邪魔したいですね、うん。