2018/05/20

18/05/20つくはら湖 神戸市


過ごし易い日々もボチボチ終わりか、気温と湿度がいやーな混ざり具合になってきましたね。ここは神戸市北区にあるつくはら湖付近、通称吞吐ダムと呼ばれている所です。
週末になると自転車やバイクでツーリングしている人たちをよく見かける所で、
ざっと湖の半周が車道、半周がハイキングコースという感じです。
ハイキングコースと言っても手放しで開放しているわけでもなく、あくまでもダム用の作業道を利用させてもらってる感じですね。
公園的な要素はほぼ無くて、駐車出来るスペースが限られていたり、トイレ、休憩所、外灯もないので、その気が無ければそう来れない所です。


引いて見れば樹々の奥行きの凄いこと。
奥に見える山はシビレ山(標高465㍍)で、山名の由来は昔シビレ山で修行していた人が付近で採取した植物を妙薬として試したとかで中毒(水銀)になったからとか、はっきりした理由は不明だそうですが、シビレ山周辺では6世紀頃から硫化水銀が採掘され始めたようで、百済からの人がその採掘技術を伝えたとこから始まったようです。周辺には古事記に書かれているお山もあるので、ネーミングって大事だなって思いました。


そしてつくはら胡、赤い陸橋は神戸加東線、横切る橋は山陽自動車道、中央左の開けたところはつくはら桜の広場。ダムの敷地内&山林ということなので釣竿と炎は絶対にご法度で、それ以外の遊びは調子に乗らない限りだいたい受け入れてくれると思います。


地平線上のこんもり二つは雄岡山と雌岡山、中央ら辺に三木総合防災公園が見えますね。
そしてダム提体と言いたいところですが手前の地形で状況がつかめないのがなんともです。
僕の記憶では過去に二回、水不足か何かでダム湖の水が干上がったことがありましたけど、最初に見たのは竣工(1989年)されてから二、三年後で、水没した集落が出てきた時は衝撃でした。お家は瓦の重みでぺしゃんこでしたけど、土間跡など間取りが分かる状態で、水は元の川の中に納まり、バス停やベンチ、川に掛かる橋など朽ちかけ手前で形を留めているのには驚きでした。二度目はここ10年以内だったかな?前より干上がってませんでしたが、橋は橋脚だけになっていたのは覚えています。


三木JCT方面、ここでカメラは一回り。この周辺に友人が住んでいることもあって、昔から馴染みの所なんですけど、年齢によって遊び方も変わってはいるものの、今も含めてだいたいの遊びはこのエリアで出来ることばかり、あとどれくらいここと接点を持つのだろう。