2019/04/21

2019/04/21 夢前川 姫路市

 


桜も散って春も一段落というところ、今回は姫路市の夢前川にお邪魔しました。まだ手探りでKAP(凧撮り)をやり始めた頃、知識や経験も無く、カメラも道具も雑なのに何故かこちらの川を選び桜を撮りにやって来たのが2013年、記憶では遠征として最初の地のはず。
今思えば、いったい何の自信があってこちらまでお邪魔出来たのかが全く意味不明ですが、ここまで大事になることも無く続けられ、こうやってこちらに戻れたことに何よりです。


桜の花も少しは粘っているのか、並木が少しピンクがかっているように見えますね。あと河川敷や中洲の緑の中に菜の花の黄色も見えたり、これが10日ほど前なら賑やかな画像にだったでしょうね、残念。


お向かいの学校は姫路市立八幡小学校、グランドをかすっているのは姫路バイパス。土地に余裕のありそうなエリアなのに隣接しちゃうのもなんだかなーって感じがします。


桜並木はいったいどこまで続くのやら。画像中央奥にうっすら見える山から川は二手に分かれていて、その手前までが夢前川サイクリングロードになっています。下流の夢前川駅を起点に上流の折り返し地点までが5㌔強あるので、川の両岸で10㌔越えの桜並木を眺めて走れることになりますね、川沿いは勾配もないのでお気軽サイクリングとしてお勧めです。


なだらかな川面、上流の川が合流する辺りから河口まで川幅は約120㍍で一定で続いています。特に浮き出た岩場や岩盤も見つからず、こんなフラットで穏やかな流域も珍しいと思います。
もちろん大雨の時の怖い顔もありまして、昔大きな台風が通過する時にこちらの川沿いを車で走っていた時には、桜並木の土手近くまで流れが増えていたのには大変驚きました。


海岸辺りがモヤモヤで海上が全く見えませんね。これは『見えない』でなく『見れない』のお話ですが、姫路で残念に思うのは海岸線がほぼ工業地区が占めていて自由に立ち入れる海岸はごく僅かしかなく、この夢前川も河口まで行くことが出来ないのが非常に残念というか驚きで、この手前の長閑な風景と河口の現実とのギャップが残念です。せめてこれ以上この景色が変わらないことを願うだけ、夢前川よ永遠なれ。