2018/10/21

18 10/21 新舞子海岸 たつの市

待ちに待ってた秋到来、大気も澄みだして遠くまで見通せるようになったということで凧再開。今回はたつの市の新舞子海岸にお邪魔しました。このエリアは牡蠣、菜花(かかし)、梅、紫陽花を目当てに真夏以外は何かと用事があるお馴染みのエリア。とにかく地形が豊かで、海岸線、平野、河川、山と、どれも素敵な眺めです。


揚げた所は海岸の東端、富島川の河口辺り、直ぐ横が干潟なので間違って踏み入らないように慎重に揚げていきます。砂泥の波模様がこの高さからでもよく見えます、右上の潮のさざ波をそのまま模った感じで面白い。


富島川河口、農地と干潟の並びが不思議な雰囲気でいいですね。この日は雲一つないお天気ということもあって干潟の砂泥部分が輝き過ぎてて凄い見え方になってますね。


海水浴場方面、干潟の規模がよく分かりますね。中央に見える海水浴場の長さが220㍍弱、干潟は潮が引いた状態だと1㌔を越えてますね。冬至頃だと日の出と干潮の時間が重なり、朝日に輝く干潟の風景が有名です。もし今くらいの引潮で夕方頃に揚げれてたらどんな風に撮れていたのか、もしまたここで揚げれる機会があれば挑戦してみたくなりました。


平野部、手前の川が富島川、奥の二股に分かれているのは中川で、たつの市と姫路市との境界線になっています。中川は揖保川の分流で、ここから2㌔ほどの上流で揖保川と合流します。揖保川は辿ると70㌔ほどあるので、これからどこまで遡っていけるのかも楽しみです。


中川河口と成山新田、以前に徳島県の阿南で見たような農地とどこか似ていて、調べてみるとやはり根物野菜がメインの農地だそうです。どちらも海岸に近く風がよく吹く所だからなんでしょうか、土壌は砂が多く含まれているであろうってことで、引っこ抜き系の農産物に適しているということなんですかね?


緑のバーコードのような畑の並び。元々こちらも干潟だったようで、大正時代に成山徳三郎さんが中心になって干拓を進めて(一期工事)17年かけて造られました。更に長尾金蔵さん、八百亀治さんらが10年をかけて(二期工事)今に至っているそうです。


レンズフィルターなどものともしない太陽光線、次回は干潟と日没の時間と位置をちゃんと調べてからリベンジしてみたいと思います。


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