2018/04/29

18/04/29 竹野海水浴場 京丹後市


今回は京丹後市に流れる竹野川の河口にお邪魔してみました。お目当ては立岩というこの巨岩なんですけどとにかく寒い‥
当地に到着したのが日の出からまだ間もない頃で気温も10度を切っており、着て来た服装ではかなりの寒さなのに、そこそこの風が吹いているのですが、揚げれるような風も続かない雰囲気だったので慌てて支度。まさか着いて直ぐ揚げれるとは思っていなかったので、あれこれ慌ててのチャレンジです‥というか、ナニこの岩‥(驚愕)


揚げて早々、日の出の光で紅く色づく立岩と砂浜。
初見のインパクトとしてこの存在感は今まで目にしたモノではかなりの上位というか、今まで見てきた自然モノとは同じ部類に収まらないというか、なんだこりゃ感が凄くて内心落ち着くまで時間がかかりました‥笑


お日さまも完全に姿を現し、気持ち気温も上がってきたのでこの頃にはかなり楽になりました。笑
立岩から砂浜を挟んだお隣りには大成古墳、異国の風景と言われたら信じてしまうような景色ですが、大昔に海底だったのがそのまま隆起したとのことで、そういうのを海岸段丘って言うんだそうです、へー‥
そしてその高台には6世紀末〜7世紀初めにかけてこの地を治めていた豪族のお墓が集まっていて、土器や鉄器、金やガラスなどを使った装身具等、貴重なアイテムが出土しています。


少し河口から上がった所にてんきてんき村キャンプ場。連休前半だからなのか、川沿いはご家族キャンプのテントでいっぱいでしたけど、この寒さはご家族で過ごすレベルじゃなかったと思います‥笑


やはり風の勢いが弱くなっていって、結果7〜80㍍ほどでしたが、しっかり上から撮れていたので一安心。しかしここから見ても大きな岩ですね。丹後町の解説では柱状玄武岩で、高さは20㍍、周囲は約1㌔もあるんですか、そうですか‥
そしてこんな立派な岩なのでしっかり伝説もあるようで、用明天皇の第三皇子磨子親王(聖徳太子の異母弟)が当時人々を苦しめていた三匹の鬼を討伐に、二匹は山奥で討ち取り、一匹は竹野で生け捕らり末代の証拠として立岩に封じ込まれたそうです。今でも風の強い波の高い夜などは、鬼の号泣する声が聞こえるとかそうでないとか‥笑

今回はナカナカ心に深く残る場所でした、日本海すげー‥

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