2016/05/18

16/05/18 須磨海岸 神戸市


本日は関西の海水浴場のメッカ、須磨海岸にお邪魔しました。
関西というか近畿というか、大阪湾圏域には海水浴場が少なく、当地はその主要な一つで毎夏大勢の方が海水浴に訪れるマンモスビーチです。
海開きまではまだ先ですが、人で大勢になる前に海岸の雰囲気を収めてみようと思います。


平日ということもあって、人の利用もまだ少なく広々とした雰囲気。
地元の海には違いありませんが、どちらかというとあまり縁がなかったので全容も曖昧だったのですが、こう見るとリゾート味溢れる立派な海岸なんだと改めて思えます。


北方面、松に覆われている周辺が須磨海浜公園で、元々は住友 友純氏(春翠)の別邸跡で、明治36年(1903年)に西洋上流社会の生活様式による英国流の国際的社交場、子女教育を目的として建てられ関西の公的迎賓館の役割を果たしていたそうですが、昭和20年(1945年)の空襲で焼失し、跡地を神戸市に寄贈したのちに整備され昭和26年(1951年)に開園しました。今でも公園内には当時の邸宅の石垣や門柱が残されています。


東方面、中央下の施設は神戸市立須磨海浜水族園、その先には長田、神戸の街並みへと続いていきます。


中央砂浜に濃い色の直線は海水浴シーズンに向けて、ブルドーザーで砂浜を平す作業を行っていました。前回お邪魔した時には作業をしている位置から揚げたのですが、今回は作業のお邪魔にならないように距離を置きましたけど、もう少し近くで作業の様子を収めても良かったかも‥


西方面、こちらから続いている砂浜が無くなっている辺りで作業船らしき船が見えますが、これは海岸を遠浅にする整備事業で、遊泳環境の改善として1973年から段階的に行われていたそうですが、阪神大震災の影響で財政難となり2002年度に一旦休止となりましたが、地域活性化を願う地元の方たちの強い要請で2014年度に事業再開方針が決定され、2015年の12月から投入作業が始まりました。


こんなノンビリとした雰囲気もシーズンになると海の家が立ち並び、人で砂浜が見えなくなるほど大賑わいになるのが想像出来ませんね。お許しが頂けるならシーズン中の様子も収めて比較とか出来たらいいのになー‥

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