2019/01/01

2019/01/01 大串岬 さぬき市

 


明けましておめでとうございます。今回はお正月恒例の四国編で、香川県さぬき市の大串岬にお邪魔しています。道中の移動はとてもスムーズで、日の出時刻よりもかなり余裕を持って到着することに成功、そして神々しい初日の出を拝むことが出来ました‥が、肝心の風が吹かず、粘りに粘って凧が揚がったのは正午を越えてからで、総滞在時間は13時間弱。これは今年の何を啓示しているのだろうかと、首を傾げながらのスタートです。


今回凧を広げた場所は”大串狼煙場跡”からで、狼煙場というだけあって見晴らしが非常に良い所。前の画像の巨大かまどがその狼煙場で、直径は5㍍ほど。元々は岬の高い位置にあったものをこちらに移動修復されました。片手で世界と繋がる今とは比べものにはなりませんが、これで回っていた社会に憧れを感じます。


そして画像中央に狼煙場よりももっと巨大な半円なくぼみは野外音楽広場テアトロン、スタンド席、芝生席とで一万人収容可能な多目的野外劇場です。過去には小田和正、MISIA、ドリカム、久保田利伸等々、有名なアーティストさんたちのライブが行われたとのこと。
アクセス、駐車場の枠の問題もあって活用は難しそうですが、ロケーションとしては最高な舞台だと思います。


岬頂上、頂上は芝生広場になっていて、日の出時はこちらから眺めていましたが、視界を遮るものが全くないので、日の出とともに浮かび上がってくる島々や山並みなど、景色がとても印象的でした。あと、”グライダーの聖地”と興味を引く看板もあり、このスペースでどういうことかと調べてみればラジコンのグライダーということでした。良ければ”凧の聖地”とも追加して欲しいところ。


頂上を一望、遠くから離れて見ると、テアトロンの立地がよく分かりますね。演奏するアーティストさんによってはとんでもない効果になるのは間違いないでしょうね、皆さんならどのアーティストさんの演奏をこちらで見たくなりますか?


こちらが大串岬の先端、少し開けた所に”長ぞわい観音”が鎮座しています。岬の先端の少し先に赤い小さな灯台があるのですが、その灯台の横にも観音様が鎮座していているそうで、それが本来の長ぞわい様とのこと、潮の満ち引きで拝めるとか拝めないとか。”ぞわい”という意味は海沿いの岩を指すようですが、他にも調べてみたしたが妥当な説明が見つかりませんでしたので、このお話は適当に流して下さい。


もと来た方角を向けば半島というのがよく分かるというか、四国編はいつも夜中に目的地に到着するので、夜が明けてからそこがどういう場所なのか理解していくわけで、地図では分かっているつもりでもこうやって見るまでは実感があまりわきません。
初揚げは待機時間でここだけの結果になってしまいましたが、そう時間も感じず楽しく過ごせたので良い始まりだったと思います。
では、本年も皆さまにとって素敵な一年でありますように。

【オマケ】
日も昇り、風が吹かずに待機していたところ、地元でレース鳩を飼っている方がテスト飛行にやってこられました。なんでも去年産まれ育てた子たちで、今日が初屋外飛行とのこと。自宅の方角を教えたわけでもなく、放ってから上空を1~2週回って戻るべき位置に向かって飛んでいくのにはびっくり仰天でした。



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